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うさフェスタ2010 講習会

曽我先生の講習会メモ

2つの講習会がありました。
・ 歯科疾患と頭部の疾患
・ 高齢期を迎える前に知っていてほしい事、高齢うさぎのケアと予防医学


うさフェスタ公式ページより

曽我先生の話を伺って感じたことは、とにかく初期発見、初期対処、そして、積極的な医療でとことん治すという姿勢です。

飼い主においては、すべきことや判断を教えていただきました。

(自己流解釈であしからず)


1にも2にも、強制給餌

食欲がないからといって様子を見るなどせず、食べなければ回復もしない。
腸を止めるな。


体調をレベルで考える

体調を段階的に考える。
レベル1→3と進む前に、どこで止められるか。

【体調】
(軽症)レベル1:食欲はあるが、元気がない
(中度)レベル2:食欲はあるが、●が小さい
(重症)レベル3:食べない、出ていない

【対処】
(軽度)レベル1:好きな果物や野菜を食べさせて様子を見る、マッサージ
(中度)レベル2:強制給餌か薬か
(重症)レベル3:病院へ

例えば、他にも、
ペレットの食べる量が多い→中くらい→少ない、
何でも食べる→野菜は食べる→大好きなおやつしか食べない等、

自分の中でレベル分けしておくと、「いつもより調子が悪いような気がする?」のではなく、明確な判断ができるようになる。


3の法則

早期発見、治療がいかに大切か。
完治するまでの日数は、治療を開始するまでの時間による。

3時間前に発症 → すぐに治療すれば完治まで3日
3日前に発症  → 完治まで3週間
3週間前に発症 → 完治まで3ヶ月
3ヶ月前に発症 → 3年? 完治は見込めないかもしれないが、そこで諦めないで 


講習の中で、他に印象に残っているのは、

老化だと言って片付けない
 例えば、トイレが守れなくなったのは老化ではなく、
 排尿時に痛みを感じてトイレでできないのではないか?と踏み込んで考える

膿瘍が治る(再発しないようにできる)
 排膿し、培養した結果で作った抗生物質のビーズを詰める、
 投薬で血中濃度を一定にする

斜頚は治療し看護をしましょう
 
病気を受け入れてストレスなく暮らすにはどうしたらいいか?
 という考え方もあるが、早期発見、治療で治る可能性があるんです
 

■であげた3つは、私の中で標語のようになっています。
講習会の題目の中身は、レジュメがあるのでここでは省略します。

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